プログラミング「的思考」を学ぶために、クマの「グマミン」が様々なゲームに挑戦する「プログマミング」企画。
第1回はこちらをご覧ください。
前回は、ついにノードを1から作成しました。
「攻撃」1つにしても、ターゲットは誰にするのか、どの距離の敵に攻撃するのか、など様々な命令が可能に。
次はどんな命令が登場するのでしょうか?
条件判断を作ってみる
次のミッションはこちら。
以前同じようなステージで、「シールドが壊れたら後退して回復する」という「条件判断」の項目を学びました。
その命令を、今回は1から作成するようです。
いつもの「ノードタイプ」選択画面に、あらたに「条件判断」が追加。
こちらも「アクション」のように、対象やフィルタを設定していかなければなりません。
このように、「もし自機のシールドが1~25%なら」という条件がつきました。
しかし、これだけではただの分岐だけなので、この先に、実際にどう行動するかを設定していきます。
こんな感じで設定。
「もし自機のシールドが1~25%なら」、「最も近い敵機(シールドが1~25%)から離脱する」。
はい、離脱してくれませんでした。
というわけでやり直し。
おそらく条件判断の方はあっていたのですが、その後の離脱アクションがおかしかったようです。
たぶん「敵機のシールドが1~25%のとき」になっていたと思われます。
敵、シールドないですからね、、、。
そりゃあ離脱しないわけだ。
再度組みなおし、
「もし自機のシールドが1~25%なら」、「最も遠い敵機から離脱する」という命令に。
さぁ、どうなる、、、?
ダメージを受けてバリアがなくなると、、、
ノードのプログラムをよく読んで、試行錯誤していくのが大事ですね!
初級の総仕上げ
続いて学ぶのは「コレクションモード」というモードです。
こちらは、相手より早く中央に光っている「リソース」を回収することが目的。
リソースを回収し、味方ベースに持ち帰ると得点になるようです。
さて、プログラムを見てみると、、、
こちらは「リソースをキャッチする」や、「味方ベースにリソースを運搬する」といった命令となります。
これをすべてつなぐと、、、
「最も近い敵機に攻撃する」、「最も近い敵機に接近する」
という攻撃系の命令と、
「リソースを回収する」、「もしリソースを回収していたら(条件判断)」、「リソースを最も近い味方ベースに運搬する」
という運搬系の命令を混合させる形になります。
いざスタートさせてみると、一番左にある「最も近い敵機に攻撃する」を優先するので、早速敵を攻撃。
敵を倒したら、今度は運搬の命令をこなして、リソースを回収し運んでくれました。
ゲームが進んでくると、「攻撃」と「運搬」の要素を、3VS3のバトルで行うようになるとのこと。
つまり、「1機はひたすら攻撃を繰り返し、2機はひたすらリソースを運ぶ」または「とにかく3機で相手を攻撃する」、もしくは条件判断をつかい、「敵が近くにいなければ運搬、近くにいれば攻撃」といった命令を自分で組み立てていくことになりそうです。
ここまでで、初級のトレーニングは終わりです。(本当はもう1つあったけど、またの機会に説明します)
つぎからは中級編に突入!
どんなプログラムを組めるのか楽しみです。
ではまた!