プログラミング「的思考」を学ぶために、クマの「グマミン」が様々なゲームに挑戦する「プログマミング」企画。
第1回はこちらをご覧ください。
引き続き上級トレーニング。
前回は「特定の相手に攻撃し続ける方法」を学びました。
2パターンのやり方がありましたが、「タグ付け」がわかりやすくて簡単なので、積極的に使っていきたいところ。
今回は、そんな「タグ」の応用編に挑んでいきます!
チームタグを戦略に取り入れよう
バトルアリーナはスタンダードな3vs3の構図。
ここでは「チームタグ」というものを学びます。
つまり、「チーム全体で認識したタグ付された相手を、全員で集中攻撃する」という命令になります。
やり方は、まずリーダー機を決めます。
プログラムはこんな感じ。
「最も近い敵機にチームタグAを付与する」というノードを作成し、あとはタグのついた敵を攻撃するだけ。
この時、タグを付与する基準はリーダー機によって決められます。
バトルスタート直後に、一番右の敵機に「チームタグA」が付与されました。
あとは、とにかく3体で集中して攻撃あるのみ!
1体倒すと今度は真ん中の敵にタグが移りました。
このように、1体に狙いを定めて集中攻撃を仕掛けることができるのです。
3vs3でそれぞれバラバラに撃ち合うよりも、まずは相手の数を減らしたほうが圧倒的に有利になります。
戦局を有利にするには、欠かせない戦略であることは間違いないでしょう。
サブAIで効率を高めよう!
上級トレーニングのラストは「サブAI」。
ここでは、AIの再利用をするのですが、説明がややこしい、、、。
まずはこちらを見てください。
「マスターAI」と呼ばれるノードから新たなノード「サブAI」を引っ張ります。
「サブAI」というのは、「攻撃」や「シールド」など、これまで命令に使用してきた基本的なノードが1つのまとまりとなって登録されているもの。
あらかじめ登録してある「チュートリアル 攻撃」というプログラムをセットすると、「相手に近付いて攻撃する」という基本的な動きをしてくれるようになります。
しかし、今回の1vs2の局面では、ただ攻撃をするだけでは勝利はできません。
そんなときはサブAI「シールド」の出番。
「ピンチになったら相手と距離をとって回復をする」という過去に登場した命令を追加し、あとは敵を倒すだけ。
1つ1つノードを組み立てるよりも、まとまった命令を組み立てることで、より効率よく勝利をつかむことができるのです。
と、ここまでで上級トレーニングは終了です。
ここからはより実践的なトレーニングとなっていくので、興味があるかたはぜひプレイしてみてください!
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みなさんもチェックしてみてくださいね!
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